コンビニで販売されているサンドイッチのなかで、地味ながら定番商品が「ハムサンド」だ。コンビニグルメに詳しいライターの小浦大生氏によれば、「定期的に入れ替わることの多いコンビニ商品の中で、ハムサンドはマイナーチェンジを繰り返しながらも基本的にフルシーズン販売されている」もの。そこで、マネーポストWEBのコンビニグルメ担当記者Aが、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの大手コンビニ3社の「ハムサンド」を実食比較した(12月20日時点、都内の店舗で販売されているもの)。
“ハム感”強めなセブン-イレブン
まずは、セブン-イレブンの「ジューシーハムサンド」(270円)。3個入り1パックでカロリーは375kcal。1パックの重さ(包装を除く)は実測値で125gだった。
三元豚を使った薄いポークハム3枚と、細かくカットされたきゅうりが具材として使われており、さらにフレンチソースやからしマヨネーズで味付けされている。パンを開くと、なかには、パンの一回り小さいサイズにカットされたハムが挟まっていることがわかる。
「とてもシンプルなハムサンドですが、ハムがほぼパン全体に挟まっているということもあって、食べごたえはかなりあります。マヨネーズの味付けがしっかりしていて、きゅうりはあまり主張していません。大きなハムの味をダイレクトに感じられるタイプのハムサンドです」(記者A・以下同)