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生産量激減で加速する“ガム離れ” ガムを買わなくなった人たちが明かす習慣の変化

スーパーの棚には、こんなにたくさんの種類のガムが売っている!(Getty Images)

スーパーの棚には、こんなにたくさんの種類のガムが売っている!(Getty Images)

ガムよりもグミを選ぶようになった

 IT企業に勤務する20代女性・Bさんは、子供の頃はガムが好きだったというが、最近はほとんど食べていない。

「子供の頃は、風船を作るのが面白かったり、フルーティーな味が好きで駄菓子屋さんで買ってもらったりしていましたが、大人になって自分から買うことはまずないです。お菓子ならグミを買うことが多いですね」(Bさん)

 ガムよりもグミを選ぶ背景には、「味だけでなく、見た目も楽しめることも大きい」という。

「ガムは味がすぐなくなるし、咀嚼音も苦手で……。相手に聞こえていたらイヤだなとか、考えちゃうんですよね。吐き出す行為もイヤ。今は完全にグミ派になりました。

 グミはフレーバーが豊富だし、硬さも選べる。パッケージもかわいくて思わず手に取りたくなるものがたくさんあります。形や触感が特徴的なものも多くて、ちょっと前は韓国の地球グミ、哺乳瓶グミとかが話題になりましたよね」(Bさん)

 元々グミよりもガムのほうが圧倒的に市場規模が大きかったが、2021年を境にその立場が逆転、今ではグミの販売金額がガムを大きく上回っているとも報じられている。若い世代を中心にグミが人気を集めていることが、“ガム離れ”の要因のひとつになっている面もあるのではないか。

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