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10年で3割減「若者の献血離れ」どう食い止める? 「行ったことがない」若者の本音と日本赤十字社の取り組み

2012年以降、10~30代の献血者数は、10年で約31%減少(画像提供:日本赤十字社)

2012年以降、10~30代の献血者数は、10年で約31%減少(画像提供:日本赤十字社)

 献血啓発の取り組みだけでなく、献血Web会員サービス「ラブラッド」会員への記念品の提供、漫画やアニメのコラボキャンペーンなどにも積極的に取り組んでいる。

「将来の献血基盤を支える若い世代の献血協力をいただくために、様々な取り組みや献血キャンペーンを実施しており、アニメコラボ等の記念品も含めそれぞれに一定の効果があったのではないかと考えております」

 少子高齢化が進むことで、血液の安定供給に支障をきたす懸念もある。広報担当者は、「今後も患者さんに血液を安定的に届けるためには、今まで以上に若い世代の献血へのご理解とご協力が必要となります」と呼びかけている。(了)

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