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導入初日から大盛り上がりの『スマスロ北斗の拳』はパチスロ界の救世主となり得るのか

『スマスロ北斗の拳』の基本情報とリール配列(サミー公式サイトより)

『スマスロ北斗の拳』の基本情報とリール配列(サミー公式サイトより)

設定に左右されやすいスマスロ

 導入初日の段階でSNSでは、スマスロ北斗の拳で“一撃万枚超え”(1回の大当たりで1万枚以上を獲得すること)を果たしたという報告も相次いでいる。

「『スマスロ北斗の拳』は、1セット約110枚ほど獲得できる“バトルボーナス”を一定の確率で継続させていくという出玉性能で、これは初代北斗と共通です。高い継続率が選択されれば、一気に大量出玉を獲得できる可能性もあり、この点がユーザーに支持される理由でもあります。

 ただ、スペック的には一撃万枚も可能ですが、『スマスロ北斗の拳』は必ずしもそこまで爆発力が高いスペックではありません。これは初代北斗も同様で、どちらかというと数千枚クラスの出玉を1日に何度も引いて、出玉を増やしていくようなタイプの機種です」

 パチスロには出玉率を決める「設定」というものがあり、設定が高いほど、多くの出玉を獲得しやすくなる。『スマスロ北斗の拳』の設定は“1、2、4、5、6”の5段階で、「設定6」が最高設定となっている。

「設置台数も多く、ホールとしてもスマスロ北斗の拳にはできるだけ長い期間稼働してもらいたいと思っているはず。だからこそ出玉で還元する必要があり、他の機種に比べれば、高設定が設置される可能性が高いのではないか。

 ただ、スマスロを含めた6号機以降の機種は、比較的設定に沿った形の出玉推移をする機種が多く、初代北斗であったような“低設定台の爆発”が起こる可能性は低めだと言われています。導入初期はそれなりに高設定も入っていて、ある程度盛り上がっていたとしても、徐々に低設定台が増えてくると、一気に盛り下がってしまい、ユーザーが離れていくという展開も予想できるわけです」

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