家庭でのガス・水道の主な使用用途
お風呂は間を空けずに続けて入る
「浴槽に蓋をしても、湯温は2時間で約2℃下がります。入浴時間に合わせてお風呂を沸かし、家族ができるだけ続けて入浴すれば、追いだきを抑えられます。2時間後に冷めてから追いだきをした場合と比べて、年間で約3174円節約になります」
自動ボタンは入り終えたら止める
「お湯張りした後に給湯器の自動ボタンをつけておくと、お湯の温度が下がると自動で温め直しが始まります。出る少し前や、家族が入り終わったら、自動スイッチは忘れずに切りましょう」
お風呂の蓋を上手に活用する
「お湯を沸かすときや入浴後は、お風呂のお湯が冷めにくくなるので、必ず蓋をしましょう。お風呂場の状態にもよりますが、冬は4時間も蓋なしだと10℃近く、夏でも4℃程度温度が低下し、年間で約4039円の差が出ます」
コンロの炎は、はみ出させない
「炎がはみ出していると、そのぶんのエネルギーがムダになるので、鍋底の大きさに合わせた火加減にしましょう。中火と強火で比べた場合、年間で約1761円節約になります」
鍋の蓋は極力する
「お湯を沸かすときや料理をするときは、蓋を忘れずにしてください。熱が逃げるのを防ぎ、ガスの使用量を約11％減らせるだけでなく、調理時間の短縮にもつながります。蓋をしなかったときに比べ、年間で約1029円の節約になります。これだけの行動でムダが省けて早くできるならいうことないですよね」
