住まい・不動産

超高級マンション「三田ガーデンヒルズ」の豪華すぎる設備 史上最高「4LDKで55億円超え」確実

「三田ガーデンヒルズ」南側正面エントランス外観予想CG

「三田ガーデンヒルズ」南側正面エントランス外観予想CG

“史上最高額”とも噂される超高級マンションが今年2月から売りに出され、業界に衝撃が走っている。まるで宮殿のような邸宅に、いったいどんな人が住む予定なのか──。

 今年3月、首都圏のマンション平均価格に異変が起こった。前年同月比で2.2倍となる1億4360万円と、バブル期を上回る過去最高値を叩き出したのだ。

 突如価格が高騰した背景には、カラクリがあった。東京港区で建設中の超高級マンション「三田ガーデンヒルズ」(全1002戸)がこの2月に販売開始し、首都圏全体の平均価格を押し上げたというのだ。

 住宅ジャーナリストの山下和之氏が語る。

「2月まで平均価格は前年同期比で下回る見込みでしたが、3月に三田ガーデンヒルズの販売分が中心になって全体を底上げし、平均値が6000万円近く跳ね上がったのです」

 マンション平均価格の上昇については、日銀の植田和男・新総裁も5月9日の衆院・財務金融委員会で、「非常に高い価格のマンションの販売が大きく効いている」と言及したほどである。

 業界に激震を起こしている三田ガーデンヒルズとは、いったいどんなマンションなのか。

酸素カプセルが完備

 当マンションは三井不動産レジデンシャルと三菱地所レジデンスが共同開発し、都心の一等地にありながら東京ドーム半個分という広大な敷地を誇る。

「通常の高級マンションと違うのは、まず立地。六本木の高層ビル群からほど近い港区三田という都心部ですが、突如としてとても緑豊かな空間が現われるのです。敷地の広さは特筆すべきで、分譲マンションとしては港区最大の約2.5万平米。住民専用につくられた森のなかに歴史を感じさせる居住棟が並びます。13~14階建てとタワマンに比べると低めですが、建物は旧逓信省の歴史的建造物を一部保存・再生したもので、荘厳という言葉が浮かぶほどです」(前出・山下氏)

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