多くの人にとって、マンション購入は一世一代の大勝負。40代の男性・Mさんは一昨年、銀座や東京駅からもさほど離れていない湾岸地区のマンションを購入した。しかし現在、期待ハズレの事態の連続にため息をついているという。いったい何があったのか?
「職場から近い」ことを最優先したが…
Mさんは妻、4歳の娘と暮らす3人家族。勤め先は某業界でシェアトップの大企業で、収入も安定しているMさんは、確たる信念のもとで東京都中央区のマンションを購入した。
「私は近畿地方の田舎出身で、小学校と中学校は徒歩、高校は自転車、大学は一人暮らしで、いずれも学校まで歩いて数分でした。就職して初めて電車通勤をしましたが、混雑した電車に乗るのがとにかくイヤで、通勤時間もムダに感じて仕方ないので、職場から近い中央区のマンションを買いました。同僚には『思い切ったね』と言われましたが、私としては、会社に近いのが絶対に譲れないポイントだったのです」(「」内Mさん、以下同)
同郷出身の妻は、都心に住めることに大喜び。夫婦の頭の中には、娘の教育のことも考え、「高級マンションなら住民も良い人が揃っているだろう」という期待もあったが、マンションの理事会に出てみると、ガックリさせられることの連続だったという。
役員リストに多数の外国人の名前
「第1回の総会に出席すると、隣りの椅子に座った住民が『こんな面倒なことがあるなんて』『(理事なんて)誰もやりたくないですよね?』と話しかけてきました。良好なご近所関係を築くことを期待していただけに、いきなりテンションはダダ下がりです。役員に立候補する人はおらず、くじ引きで私は理事長に選ばれてしまいました」