どこの会社にもいた“ソリティアおじさん”
メーカーに勤める40代男性・Bさんは、米津の「マインスイーパ」投稿を見て、懐かしい記憶が蘇り、そこからすぐにトランプゲーム「ソリティア」を連想したという。
「Windowsに入っているゲームといえば、マインスイーパと並ぶ大定番が『ソリティア』だったなあと思い出しました。思わず懐かしくなって、アプリを探してプレイしてみたら、もう一度ハマってしまいました。
最近のゲームはチュートリアルでリタイアしてしまうことも多いのですが、馴染み深いソリティアには“実家のような安心感”がありますね。昔、うちの会社では、おじさん社員がずっとソリティアばかりやっていたことが問題になって、すべての会社PCからソリティアが削除されるという事件もありました。かつては、“ソリティアおじさん”がどの職場にもいたんじゃないですか(笑)」(Bさん)
最近の複雑なゲームに疲れて「フリーセル」に熱中
IT企業に勤務する30代男性・Cさんは、今になってトランプゲーム「フリーセル」にハマっているという。
「フリーセルは、すべてのカードが最初から表向きになっているので、ソリティアより運要素が少なくて好きです。フリーセルはやり方を工夫すれば、だいたいクリアできるというのも魅力です」(Cさん)
先日、約10年ぶりに「フリーセル」に触れたというCさん。再びハマったきっかけは「最近の複雑なゲーム疲れ」だったそうだ。
「スマホゲームやPCゲームに疲れていたんです。課金はもちろん、運要素もあるし、複雑な操作を求められることもあります。そのうえ、育成難易度が高かったり、ストーリーが理解しにくかったりすると、もう面倒になりました(笑)。
そんなとき、アプリ広告でフリーセルが表示されて、思わずインストールしたら、ハマったんです。運要素、思考力などを適度に使いながら、無心になれるし、お金もかからない。何も考えたくない時には、最高のゲームだと思います」(Cさん)
かつて一斉を風靡したゲームに、今でも魅了されているファンは少なくないようだ。(了)