家計

セルフレジが下げる“ポイ活”のハードル 「有人レジと違って機械相手なら遠慮はいらない」

“ポイ活”はセルフレジのほうが気楽?(イメージ)

“ポイ活”はセルフレジのほうが気楽?(イメージ)

 買い物をするたびに付与される「ポイント」。貯めないよりも貯めたほうがお得だとわかっていても、会員登録の手間や、レジでポイントカードやアプリを提示するのが煩わしいと、一切ポイントを貯めない主義の人もいるようだ。しかし、ちょっとしたきっかけで、そういった煩わしさを解消したというケースもある。そのキーワードは「セルフレジ」だ。

 都内に住む会社員・Aさん(40代男性)は、レジでもたつくのが嫌だという理由で、長年一切のポイントを利用してこなかった。

「たまに、レジでポイントカードを探してモタモタしているお客さんがいるじゃないですか。ポイントのアプリ操作が上手くいかずに、カウンターのところで店員さんに教えてもらっているお客さんもいます。僕はああいう人が前にいるとイライラしてしまうので、自分はそうなりたくないと思って、ポイ活を避けてきました」(Aさん)

 しかし、コンビニのセルフレジを使ったとき、ふとポイントを貯めてみてもいいかなと感じた瞬間があったという。

「店員さん相手だと、もたつくんじゃないかと気を遣うけど、機械相手であれば遠慮はいらないし、多少手こずっても気にならない。そう考えた時、セルフレジなら、ポイントを貯めてもいいかなと思うようになって、スマホにポイントのアプリを入れるようになったんです」(Aさん)

 以降、Aさんはポイントを貯めるために、セルフレジを利用する機会が増えたという。

「今でも有人レジの場合は、ポイントアプリを提示しないことのほうが多いですね。でも、セルフレジであれば、何も気にすることがない。だから、できるだけセルフレジを利用するようにしています。あと、牛丼チェーンでも松屋の券売機であれば、セルフでポイントを貯められるので、松屋を利用する機会が圧倒的に多くなりました。セルフレジのおかげで、ポイ活が充実してきています」(Aさん)

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