ちなみに友人同士でホールにきて盛り上がる客は、春に増える傾向があるという。
「新大学生がパチンコ・パチスロデビューすることが多い4月には、ホールでのマナーをあまり知らない若いお客さんが増えやすい。そういったお客さんも、ホールに通っているうちにだんだんとマナーを学んで、そのうち静かに打つようになることが多いとは思いますよ」(藤井氏)
クセの強い打ち方
神奈川県に住む会社員・Bさん(40代女性)は、主にパチスロを好んで打っている。そんなBさんは、一部の客の“打ち方”が気になってしまうという。
「パチスロでレバーを叩くときや、ボタンを押してリールと止めるときに、ものすごく強く叩いたり押したりする人がたまにいます。そういう人が隣で打っていると、大げさな手の動きが視界に入ってきて、気になって仕方なくなります。
あと、レバーを強く叩く人がいると、イライラしているように見えて、なんだか怖いというのもあります。単なる打ち方のクセなのかもしれないけど、そういうお客さんが隣にくると台移動をすることも多いです」
また、負けがこんで実際にイライラしている客もいる。都内に住む自営業・Cさん(40代男性)はこう話す。
「負けてイライラするのは分かるんですが、貧乏ゆすりをしたり、ちょくちょく台を叩いたりするお客さんは本当に嫌ですね。少しでもそっちを見ようものなら、絡まれそうだし、そういった態度を見せられるのも嫌。
昔に比べるとそういうお客さんも減ってきたように感じますが、それでもたまに出くわすと最悪な気分になります。自分も大きく負けてイライラすることはありますが、絶対に態度には出さないようにしています」