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二代目懸賞芸人「裸月光」が教える“懸賞生活”の極意 鉄則は「競争者の少ないローカルの情報を集める」

懸賞のコツを明かす「裸月光」(左から木下ヲタク、黒田当て太郎/本人提供)

懸賞のコツを明かす「裸月光」(左から木下ヲタク、黒田当て太郎/本人提供)

「懸賞で当たった賞品以外は水と乾パンのみで1か月過ごす」「3万円分当てるまでは乾パンと水だけ生活」──「当選品生活」と銘打ったチャレンジをYouTubeにアップし、次々に成功させているのがお笑いコンビ「裸月光」だ。かつて『進ぬ!電波少年』で一世を風靡した懸賞芸人・なすびから「二代目懸賞芸人」という肩書を与えられた2人は、懸賞生活の成功をひもとく鍵はスーパーにあると語る。

「初めての懸賞応募もスーパー。高1の頃でした。近所のスーパーで綾瀬はるかさんがCMをしていた『生茶』のマスコットが当たるキャンペーンを知り、応募してみるとビギナーズラックで当選したんです」

 そう振り返るのは、黒田当て太郎(35才)。

「続けざまに別のスーパーで高級ホテルの宿泊券が当たる缶コーヒーの懸賞を知り、家族総出でコーヒーを大量に購入して応募したらまた当たった。最初の“2発2中”に感激して、懸賞専門誌の『懸賞なび』を愛読するようになりました(笑い)」(黒田・以下同)

 すっかり懸賞に魅せられた黒田は、高校の同級生で現在の相方である木下ヲタク(35才)に声をかけ「ローカルスーパーめぐり」を繰り返した。

「地元のスーパーは当選確率が高いキャンペーンの情報が得られる大切な場所です。そうした店舗は当たりやすいとの肌感覚が芽生え、高校の帰宅時に唯一の友達だった木下を誘って、自転車で地元のスーパーをはしごしていました。商品券が当たったら親に現金と交換してもらい、はがきや切手の購入費用に充てて、それを資金源にまた懸賞に応募する日々でした」

 懸賞は大まかに「オープン懸賞」と「クローズド懸賞」に分けられる。オープン懸賞は主催先の商品を購入していなくても応募できる一方、クローズド懸賞は対象商品の購入が条件。レシートやシールなどを添えて応募する。

 黒田と木下が得意とするのは後者。地元のスーパーを回ってクローズド懸賞のキャンペーンの情報を集め、応募して当選回数を重ねた。

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