“ターゲット外”の懸賞を狙う
応募先の趣向を変えてみることや、ターゲット外の懸賞にチャレンジすることも当選率を上げることにつながる。
「おすすめはあえて男性誌の懸賞に応募すること。男性は面倒くさがって懸賞に応募しないケースが多いんです。男性誌に載っている女性好みの賞品の懸賞に応募すれば、ライバルが少なく当選しやすくなる可能性があります」
都内在住の50代女性が言う。
「たまたま息子が買ってきた男性向けのファッション雑誌の懸賞に、年配の女性でも着られるようなレディースアイテムがあったのでダメ元で応募してみたら、なんと当たった。男性読者はほとんど応募する人がいなかったのだと思います(笑い)。以来、息子の雑誌を秘かにチェックして気に入ったアイテムがないか探しています」
裏を返せば、誰もが欲しがる人気賞品は競争が激しい。そこを踏まえて作戦を立てる必要がある。
「売れ筋のパンやヨーグルトなどテレビで大々的にCMを打つような懸賞やビールが当たる懸賞など、普段は出さないような人もこぞって出すようなものに手を出すのは時間がもったいない。“穴場”を見つけることがいちばんの必勝法です」(わこさん)
応募先の狙いが定まったら、いかに当てにいくかを考えたい。
「全国規模のオープン懸賞は機械的に抽選されますが、クローズド懸賞や雑誌懸賞、SNS懸賞などはコメントを書いた方が当たる可能性が高いと考えられます。例えば、化粧水の懸賞なら、具体的なエピソードとともに『この商品に憧れていました』と書くとか、『このコスメでこんな肌になりたい』など、短いけれど相手の心に残るような言葉を残せば当選確率がアップするはずです」(わこさん)