脳だけでなくメンタルにもよい影響を与えるという。懸賞を通じて、「不屈の精神」が身についたと語るのは、お笑いコンビ・裸月光の黒田当て太郎だ。裸月光は、かつて『進ぬ!電波少年』で一世を風靡した懸賞芸人・なすびから「二代目懸賞芸人」という肩書を与えられた。黒田は、こう話す。
「懸賞には必ず当たらない時期があり、当選が出ない日が続くと気分が落ち込むものです。それでも諦めずに応募し続けると、いつの日か運勢がパッと開くんです」(黒田)
わこさんにとっての懸賞は「特別な体験」をもたらしてくれるものだ。
「実は私、女性セブンの懸賞に当選したことがあるんですよ。料理研究家の鈴木登紀子さんのキッチンスタジオにお邪魔してお料理を教わり、一緒に食べて記念撮影しました。そうした非日常の体験はいつまでも心に残り、生きていく上でのモチベーションになります。だから皆さんもぜひ、懸賞を始めてほしいですね」
1枚のはがきが、1通のメールが夢を運び、人生を思わぬ方向に導いてくれる。その扉は誰にでも開かれているのだ。
※女性セブン2023年6月29日号