時価総額が小さく取引量の少ない「小型株」を扱う投信にも投資の妙味がありそうだ。個人投資ジャーナリストの日野秀規氏が語る。
「今年1月と3月に大和住銀日本小型株ファンドや“華咲く中小型”ことスパークス・M&S・ジャパン・ファンドなどを買い増しました。日経平均は上昇し続けていますが、小型株は依然として割安なので、明らかに割高になるまではこの先も購入するつもりです」
投資資金に余裕があるなら、海外の銘柄に目を向けてもいいかもしれない。前出の鈴木氏が語る。
「今年初めにテスラ、2月半ばにAI(人工知能)ブームを牽引するエヌビディアとマイクロソフトを購入し、株価が大幅に上昇しました。これらの会社は7、8月に決算発表があり、好決算を見込んでいる。そのタイミングで株価もさらに上がると考えています」
そのほかお金のプロたちが自腹で購入した具体的な金融商品は別掲の表にまとめたので、要チェックだ。
※週刊ポスト2023年6月30日・7月7日号