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【ドル円週間見通し】伸び悩みか 昨年は為替介入もあったが…

・6月26日-30日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(米)5月耐久財受注 27日(火)午後9時30分発表予定
・予想は、前月比-0.9%
 参考となる4月実績は+1.1%。全体の数字は民間航空機の受注増の影響で予想を上回ったが、コア資本財の受注は減少。5月については民間航空機の受注減が予想されること、コア資本財の受注が大幅に増加する可能性は低いことから、伸び率はマイナスとなる見込み。

○(日)5月鉱工業生産速報値 30日(金)午前8時50分発表予定
・予想は前月比-1.0%
 参考となる4月実績は+0.7%。経済産業省は基調判断を「緩やかな持ち直しの動き」に据え置いている。5月については、国内自動車メーカーなどによる挽回生産などが想定されているが、減少する分野もあるため、全体的には前月比マイナスとなる見込み。

○(欧)6月ユーロ圏消費者物価コア指数 30日(金)午後6時発表予定
・予想は前年比+5.3%
 参考となる5月実績は+5.3%で4月実績を下回った。サービス価格と工業品価格の伸び率は鈍化しつつあること、利上げの影響が予想されることから、6月のコアインフレ率は5月実績と同水準か若干下回る可能性がある。

○(米) 5月PCEコア価格指数 30日(金)午後9時30分発表予定
・予想は前年比+4.7%
 参考となる4月実績は前年比+4.7%と高止まり。サービス価格や家賃価格の伸びが鈍化する兆候は確認されなかった。5月については金利上昇の影響が多少あるものの、コアPCEの上昇率は5月実績に近い水準となる可能性が高いとみられる。

○その他の主な経済指標の発表予定
・26日(月):(独)6月IFO企業景況感
・27日(火):(米)6月CB消費者信頼感指数
・29日(木):(独)6月消費者物価指数速報、(米)1-3月期国内総生産確定値
・30日(金):(日)5月失業率、(日)5月鉱工業生産、(欧)5月ユーロ圏失業率、(米)6月シカゴPMI

【予想レンジ】
・141円00銭-145円00銭

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