旭川では「タワマンを作ってほしい」と要望の声
北海道旭川市で初のタワマンとなる「プレミスト旭川ザ・タワー」を現在発売中の大和ハウスの広報担当者はこう明かす。
「販売状況は最上階の156平方メートル、3億5000万円の部屋が抽選の末、販売が完了しました。全体では3分の1程度は販売が完了しており、好調な売れ行きです。以前から旭川にも高額なタワーマンションを作ってほしいという要望が多かったんです。旭川には高級マンションや駅前立地の物件がなかったため、富裕層が住みたいという物件がなかったことからそうした声が集まったのだと考えられます。
メインターゲットは、旭川や後背地に住む富裕層(自営業や医師・士業など)であり、将来的により便利な暮らしを求めて旭川駅前に拠点を持っておきたいと考えている方々です」
生活のなかで自家用車による移動を必要とすることが多い地方では、東京以上に「駅前の好立地」という利点が目立つ側面もあるようだ。マンション価格の高騰は、首都圏のみならず全国的に進んでいくことになるのだろうか。(了)