ロボ投資は、「ウェルスナビ」や「サステン」といった専用サービスがあるほか、証券会社が手掛けるサービスもある。あらゆる金融商品を対象に、利用者のリスク許容度などに応じて自動で資産を振り分け、運用まで任せることができるという。
「売買のタイミングなど投資初心者に難しい判断も、ロボ投資なら自動で判断、売買までしてくれるのがメリットです。もちろんリスクはあり、万能ではありませんが、投資判断の感覚を勉強できる点でも初心者に向いていると言えます」(同前)
大手各社のロボ投資には、預け入れ額に対して年率約1%の手数料がかかるが、「それを上回るメリットが享受できるものと思います」と丸山氏は言う。
最初に「低リスクかつローコスト」な投資先を選べるかどうかが、大きな分かれ道になる。
※週刊ポスト2023年8月4日号