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【私に作れと?】冷蔵庫の麦茶「ちょい残しで戻す」同居人に不満を抱く人たちは意外と多い

わざとちょい残し状態にして相手に委ねているなら、もはや嫌がらせ…(イメージ)

わざとちょい残し状態にして相手に委ねているなら、もはや嫌がらせ…(イメージ)

 パックをやめてペットボトルに移行したBさん。しかし、今度は別の問題が発生した。

「ペットボトルしたら、夫は前よりもたくさん飲むようになりました。ネットで注文するのも、近所に買いに走るのも結局私……。別の仕事が発生したわけですし、飲料の価格も上がっているので、ペットボトルも買いたくない。そこで、もう飲み物は水と決定。浄水できるポットを買い、水分は各自で飲むスタイルに変更しました」(Bさん)

各自で専用の麦茶ポットを使うことに

 一方、麦茶を“ちょい残し”する人はどう思っているのか。金融機関に勤める30代男性・Cさんは、その言い分をこう話す。

「私が育った家庭では母が麦茶を作る担当で、正直それを誰も疑問に思っていませんでした。残り少ないと、『お母さん、もう麦茶がないよ』と知らせる感じです。私の結婚後は、妻がずっとやってくれていて、自分が作るという発想はなく……。あえてちょい残しをすることで、“補給時期”を知らせていたつもりだったんです……」(Cさん)

 Cさんは妻と話し合った結果、各自で専用の麦茶ポットを使うことに決めた。

「麦茶のポットは共有ではなく、各自のものを持つ形に落ち着き、今は冷蔵庫に2本のポットが並んでいます。子供がいたらまた事情は異なるんでしょうけどね。ほかの家事もきっちり担当を決めています。あいまいなルールではなく、しっかりしたルールを決める方が我が家には向いていました」(Cさん)

 同じ屋根の下で暮らしている以上、価値観の違いからストレスを感じることは少なくない。小さな不満も積み重なっていくと、家庭不和の原因になりかねないから、注意しておきたい。(了)

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