●「SNSに写真を載せたい」と言われた
大野さんの回答「(顔を出したくないときは)顔をスタンプで隠してね」
【解説】「写真はアップしてほしくない」だと、相手の気持ちを否定することになるので、折衷案を出します。その方が断る方も気が楽だし、断られた方も全否定じゃないので悪い印象になりません。
金子さんの回答「過去との整合性が取れないので……投稿は控えてもらえますか?」
【解説】「過去との整合性」は、議員時代から使っていた言葉です。前はお断りしたのに今回はお受けする、となると過去との整合性が取れなくなるので申し訳ありません、といったときに使います。
千代里さんの回答「ごめんね。広瀬すずちゃんぐらいキレイに写っていたらいいんだけど(笑い)」
【解説】あるいは「写真は年齢が正直に出るから、年をとってからは写りが本当にダメでね」などと自虐気味に話します。ユーモアを交えながら伝えると、角が立たず場も和むと思います。
●「飲みに行こうよ」と誘われた
大野さんの回答「今回は遠慮します」
【解説】出欠に関しての返事は、基本的に理由を言わなくてもいいんです。理由を聞かれたら、「すでに予定がある」「家族の面倒をみないといけない」と答えるのがおすすめです。
山下さんの回答「ごめんなさい。あまり外食はしないんです」
【解説】お金がないときに、外食の誘いを断るフレーズとしてよく使っていました。ただし「外食はしない」と言っているのだから、誘われた時期の前後は本当に外食を控えるのをお忘れなく。
千代里さんの回答「資格の勉強をしているので、当分の間、飲み会のお誘いはお断りしているんです」
【解説】そのほか、「子供が小さいうちは外食を控えています」など、いまどうしても取り組まなければいけないことがあると伝えます。ママ友の場合は、「夜出かけると翌日に響くので」と伝えています。
イラスト/とげとげ。
※女性セブン2023年8月10日号