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【ドル円週間見通し】日本の為替介入への警戒感からリスク選好の円売りは限定的か

・8月21日-25日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(米) 7月中古住宅販売件数 22日(火)午後11時発表予定
・予想は、415万戸
 参考となる6月実績は416万件。また、中古住宅販売価格(中央値)は前年同月比-0.9%。販売価格は伸び悩んでいるが、在庫水準が低いことが要因。7月については在庫水準の回復は期待されていないことから、6月実績と同水準となりそうだ。

○(欧)8月HCOBユーロ圏製造業PMI 23日(水)午後5時発表予定
・7月実績は42.7
 参考となる7月実績は42.7で2020年5月以来の低水準。インフレ鈍化につながる数値となった。8月については生産や新規受注がさえない状況となっており、大幅な改善は期待できない。

○(米) S&Pグローバル8月サービス業PMI 23日(水)午後10時45分発表予定
・予想は、52.0
 参考となる7月実績は市場予想を下回った。営業経費の増加が影響しているものとみられる。8月については賃金コストの上昇が引き続き影響すると予想されており、7月実績と差のない水準にとどまる見込み。

○(米)7月耐久財受注 24日(木)午後9時30分発表予定
・予想は、前月比-4.0%
 6月実績は前月比+4.7%。民間航空機の受注増が要因。コンピュータ、金属、通信機器の受注増も目立った。航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は前月比+0.2%。7月については民間航空機の受注減が予想あれることから、全体的には減少するとみられる。

○その他の主な経済指標の発表予定
・21日(月):(中)1年物LPR
・22日(火):(欧)6月ユーロ圏経常収支
・23日(水):(独)8月製造業PMI、(英)8月サービス業PMI、(米)7月新築住宅販売件数
・25日(金):(独)4-6月期国内総生産改定値

【予想レンジ】
・142円50銭-146円50銭

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