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高額のゲーミングPCが“宝の持ち腐れ”になった人たち 「やるのはソリティア」「使いづらくてタブレットに逆戻り」

「ゲーミングPC」購入の想定外の失敗談(イメージ)

「ゲーミングPC」購入の想定外の失敗談(イメージ)

 eスポーツやゲーム配信者の人気の高まりを受けて、ますます注目を集めるゲーム界隈。家庭用ゲーム機のみならず、PCでも幅広いタイトルを遊ぶことができる。そんなゲームをより快適プレイできる高スペックPCが「ゲーミングPC」だ。通常のPCより高額なだけに、慎重に選びたいところだが、なかには購入してから後悔する人も。なぜ失敗してしまったのか、購入を考えている人が同じ轍を踏まないよう、生の声を参考にしたい。

ノートではなくデスクトップにすればよかった

 都内の私立大学に通う男子大学生・Aさんは1年半ほど前、憧れだったゲーミングノートPCを約20万円で購入した。大学の先輩からは「本格的にゲームをやりたいならノート型はやめとけ」と言われていたが、大学での勉強用としても使いたいという考えから、持ち歩きを想定していたため、その助言を無視して購入した。Aさんが振り返る

「同等くらいのスペックでも、ノートは小型化の関係からデスクトップに比べて割高。それでも、ライフスタイルを考えてノートにしました。

 でも、すぐに感じたのが、普通のノートPCよりも本体のサイズが大きいし重いということ。しかも、消費電力がかかるから電源アダプターも大きいし、バッテリー駆動時間も心もとない。ゲーミングノートPC本体、電源アダプター、周辺機器を持ち歩くのは、重くて本当に大変。少しでも衝撃を加えたら壊れそうでヒヤヒヤします。ノートとはいえ、携帯には向かないんですよね(笑)。

 ゲームプレイについても、排熱性能がイマイチで本体がすぐに熱くなり、画面が思ったよりも滑らかに動かないので快適じゃない。画質を下げれば少し滑らかになるけど、今度は敵の視認性が悪くなってしまう。高い買い物だったのに不自由で、後悔しています。せめてデスクトップだったら、部品を交換してスペックを拡張できたのに……」(Aさん)

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