リボンの意外な使い方
包装紙や紙袋などを捨てたら母親に怒鳴られたというのは、都内在住の会社員・Cさん(30代女性)だ。
「うちの母親は、特に表面がツルツルした包装紙が好きで、いろんな場面で活用しています。包装紙は靴箱に敷いて泥や埃で靴箱が汚れるのを防止。キッチンの引き出しの中にも敷いていて、定期的に取り替えています。掃除する時にはその包装紙を取り替えれば済むから、楽だという理屈です。
紙袋はエコバック代わりに使ったり、冷蔵庫のなかの野菜入れとしても使っています。以前、包装紙のシールが剥がしにくかったので、仕方なくビリビリ破いたら、『どうしてそんなもったいないことをするの!』と怒られました。再利用したいので、きれいに剥がせということですね。
あと、友人からもらったプレゼントにリボンがかかっていたんですが、それも自分の部屋のゴミ箱に捨てておいたら、あとから母親がそれを見つけて、『なんで捨てるの!』と言われました」(Cさん)
Cさんの母親は、そのリボンを意外な使い方をしていた。
「なにかの飾り付けにするのかなと思っていたら、食器棚の取っ手にくくりつけていました。地震が来た時に、食器棚が開いて中身が落ちてこないようにするためだそうです。普通のビニール紐を使えばいいのに、ちょっとオシャレにしたかったとのこと」(Cさん)