冷蔵庫に小分けのドレッシング
とにかくあらゆる消耗品を捨てないでおいておくタイプの人もいる。都内在住の会社員・Dさん(40代男性)の家庭では、冷蔵庫に“牛丼店のドレッシング”がたくさん入っているという。
「妻が基本的にいろいろなものを取っておくタイプ。ホテルの歯ブラシであれば、掃除に使うということで絶対に捨てないですし、コンビニでパスタなんかを買った時にもらえるプラスチックのフォークも洗って何度も使っています。
結構驚きなのが、牛丼店でテイクアウトをする時にもらえるドレッシングや紅生姜。テイクアウトでサラダを買った時、家にあるドレッシングを使って、お店からもらうドレッシングが余ることがあるじゃないですか。そういうのをずっと取っておいて、たまに料理に使うんです。でも、賞味期限がギリギリなやつが冷蔵庫に眠っていることもあって、捨ててもいいかと聞くんですが、『使うから捨てないで!』ってキツく言われますね。自分としては、古いドレッシングが冷蔵庫にたまっているのが嫌なので、できるだけもらった時にすぐ使いきりたいのですが」
誰にだってある“こだわり”。それが消耗品に向けられることもあるのだ。家族の“こだわり”を尊重するためにも、物を処分する際には慎重に。(了)