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快適クルマ生活 乗ってみた、使ってみた

発売前から話題沸騰のトヨタ「ランクル250」「ランクル70」、先行情報から読み解く旗艦モデル「300」との違い

ボクシィなエクステリアが目を引く「トヨタ・ランドクルーザー250」

ボクシィなエクステリアが目を引く「トヨタ・ランドクルーザー250」

 先行する情報の時点で日本だけでなく世界でも話題沸騰のトヨタ・ランドクルーザー250。そして、本格派オフロードSUV・ランドクルーザー70の復活モデルが“再々販売”される情報も同時に公開され、SUVファンの注目が集まっている。試乗チェックはまだまだ先だが、公開された情報を見ただけでもヒットの予感。シリーズ「快適クルマ生活 乗ってみた、使ってみた」。今回は、自動車ライターの佐藤篤司氏が先行情報の内容からランドクルーザーの最新モデルについてレポートする。

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 世界中のユーザーに育てられ、そして鍛えられながら70年あまり。「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」として信頼性・耐久性・悪路走破性は進化を続け、約170の国と地域で、人々の命や暮らしを支えてきたランクルシリーズ。今では「もっとも盗難に遭いやすいクルマ」とか「世界のどこに行っても走っている」などと、その圧倒的な人気を示す形容がいくつもあります。

 今から2年前、シリーズの中でもっとも高級にしてヘビーデューティーにも対応できる「ランクル300」がデビューした際には、あっと言う間に納車4年~5年以上待ち状態。転売されるとその価格は1000万円オーバーとなり市場も混乱気味。さらには納車を待っている途中で仕様変更が行われるような状況を避けるためもあって、結局は注文受付中止といった状況になったほど。確かにサプライチェーンの問題もあったのでしょうが、注文が入っても製造が思うようにいかなかったことで、「すさまじいランクル人気」を、より際立たせる結果となりました。

 そして今年、プロユースから高級SUVとしての快適さまで追求したフラッグシップモデルのランクル300のひとつ下、つまりライトデューティーの役割を担うモデルとして登場したのが「ランクル250」です。これまであった快適な乗り心地と悪路走破性を両立したライトユースモデル、「ランドクルーザー・プラド」のフルモデルチェンジ版という位置づけで、価格と機能のバランスがもっとも取れたモデルと言えます。

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