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いまだ根強い「男性が女性におごって当たり前」の価値観に困惑する男性たち 「少し出してよ」と提案したら彼女の返答に絶句

価値観の違う恋人同士だと話し合いも平行線に(写真:イメージマート)

価値観の違う恋人同士だと話し合いも平行線に(写真:イメージマート)

 男女で食事した際にどちらかがおごるのか、それとも割り勘にするのか。価値観は人それぞれだが、昔ほどではないにせよ、「男性がおごるべき」という風潮はまだまだ根強く残っているのも事実。女性の中には、男性におごられて当然だと考える人も少なくない。男性たちの声から、その実態に迫った。

「え、めちゃくちゃ稼いでるじゃん」

 外資系企業勤務のAさん(20代男性)は、3才年下の彼女と交際2年を経た今も基本的に「おごっている」状態だ。

「最初はおごった方が好印象を得られるからという“投資”という感覚でした。でも、交際して時間も経つのに普段の飲食代、旅費や宿泊費も基本的に僕が払う。彼女も会社員で平均的な収入はあるはずですが、“払って”くれるのは誕生日プレゼントぐらいですね」

 最初は彼女の「ありがとう」という言葉と笑顔で満たされていたAさんだったが、最近、彼女はお礼どころか、デート時の食事や観光地の風景などの写真をSNSに投稿することに夢中。後から「おいしかったね」「楽しかったね」などと言われるだけになった。

 そこでAさんは交際2年を機に、彼女に「1万円を超えた場合、少しでいいから超えた分を出してくれたらうれしい」とお願いしてみた。しかし、意外な言葉が返ってきたという。

「『え、めちゃくちゃ稼いでるじゃん。年収1000万円以上あるんでしょ? むしろ遣ってあげてるんだよ』と笑顔で言われてしまいした……。せめて『ありがとう』の一言も言えないのかと」(Aさん)

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