「穴があいた靴下をひとつたりともタダでは捨てません。穴があいた場所は縫って履く、それでもボロボロになったら切って拭き掃除に使い、さらにしっかり洗って排水口のぬめり取りに使用してから捨てます。これでスポンジやぞうきん代が節約できます」(47才・パート)
「プランターで野菜を育てています。種はダイソーのモノで、2袋100円で購入。きゅうり、ラディッシュ、青じそ、バジルなどいろいろ育てています。収穫したモノがすぐに食べられるので、いつも新鮮。家の周りに緑があってエコだなと思います」(45才・パート)
もちろん、ゴミを減らすこと、エアコンなどの電気代節約も、エコにつながっている。
「有料ゴミ袋は高いので、なるべく小さいサイズの袋で収まるよう、ゴミを減らす工夫をしています。基本的なことですが、にんじんや大根は皮まで食べる、鶏肉の皮も焼いて食べる、ペットボトルの飲料水は買わないなどですが、意識するだけで1か月約2000円は違ってきます」(52才・専業主婦)
「ご近所のひとり暮らしの高齢者宅に週1回出向き、アルミ、スチール缶、段ボール、古新聞などを捨てる手伝いをしています。すべて集めて廃品回収業者さんに売ると1kgで5円になるのですが、そのお金を貯めて株を買っています。分別にも一役買いますし、しかも高齢者さんからの感謝付きです。ダブルで気持ちいい!」(37才・自営業)
「夏はタオルに包んだ保冷剤を首に巻き、冬は貼るカイロを首まわりに貼って生活します。首を温めると脳が勘違いして、体全体が温かいと感じるようになるのだとか。そのおかげでエアコンの設定温度を夏は27℃、冬は20℃にしても快適に過ごせるようになりました」(62才・会社員)
取材・文/廉屋友美乃
※女性セブン2023年11月2日号