物価高のなか、家計を守るために節約に勤しむ人も少なくないだろう。上手に節約すれば、地球環境に優しい生活を実践できるし、家族とのコミュニケーションのきっかけになるなど、お金面以外のメリットもあるだろう。しかし一方で、周囲の目を気にしない行き過ぎた“ケチ”に走ってしまう人もいる──。そのリアルケースを紹介しよう。
なんとも図々しい!すごい同僚たち
職場で見かける同僚の過剰なケチは、見ていられない。
「職場で配られるお菓子や試供品、賞味期限が近い防災備蓄品などをハイエナのごとく持ち帰る職場のおばさまたち。そういう人に限って、絶対に手土産を持ってこないんです。恐るべし」(52才・会社員)
「職場より少し遠くに引っ越した同僚は、車通勤している後輩を毎日ヒッチハイクしています。その後輩の家とは方向が逆なのに、ちょうど同じ時刻に帰れるように更衣室で待ち伏せし、偶然を装って車に乗り込むらしいんです。ある日、意を決した後輩が、『これから用事があるので……』と断ったところ、『あ、大丈夫、車で待ってるから』と意にも介さずついてきたそうです。もちろんガソリン代も一切払わない。どうやら、相当ため込んでいるって噂ですが、その図太さ、どこからくるの?」(52才・公務員)
「主人の会社の同僚(60代・男性)は、電話をかけてくるときは必ずワン切りをして、折り返しの電話を待っているらしいんです。どうやら自分の通話料プランが高いから、相手にかけ直させて通話料を浮かしているのだとか。そこまでくると節約を通り越しているような……」(51才・専業主婦)