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【ドル円週間見通し】ドルは伸び悩みか 為替介入への警戒感も

・11月13日-17日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(米)10月CPI 14日(火)午後10時30分発表予定
・予想は前年比+4.1%
 参考となる9月実績は前年比+4.1%でインフレ率は8月実績を下回った。財、住宅を除くサービス価格の上昇率は鈍化しつつあるが、複数の項目でインフレ率は高止まりしており、10月のコアインフレ率は9月実績と同水準となる可能性がある。

○(日)7-9月期国内総生産速報値 15日(水)午前8時50分発表予定
・予想は前期比年率-0.4%
 輸入増加で外需の寄与度は前期比マイナスとなる可能性が高いこと、設備投資と政府消費は横ばいかわずかに減少すると予想されており、7-9月期の成長率は前期比年率換算でマイナスとなる可能性がある。

○(中)10月小売売上高 15日(水)午前11時発表予定
・予想は、前年比+7.0%
 参考となる9月実績は前年比+5.5%で市場予想を上回った。10月については個人消費の一層の回復は期待されていないものの、伸び率は9月実績を上回る可能性があるとみられる。

○(米)10月小売売上高 15日(水)午後10時30分発表予定
・予想は前月比-0.4%
 参考となる9月実績は前月比+0.7%。10月については、ガソリンスタンドの売上高は小幅な増加にとどまるとの見方が多いこと、自動車・同部品の売上高は減少する可能性が高いことから、前月比マイナスとなる見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・14日(火):(欧)7-9月期ユーロ圏域内総生産改定値
・15日(水):(中)10月鉱工業生産、(欧)9月 ユーロ圏鉱工業生産、(米)10月生産者物価指数
・16日(木):(日)10月貿易収支、(豪)10月失業率、(米)10月鉱工業生産
・17日(金):(英)10月小売売上高、(米)10月住宅着工件数

【予想レンジ】
・149円50銭-152円50銭

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