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結婚相手の条件に「容姿」を重視する女性が増加 婚活女子たちが明かす「推せなきゃ無理」「せめてビジュくらい」の本音

高収入のバリキャリ女性「せめてビジュくらいは…」

 国立大学出身のユカリさん(35歳)は、年収が900万円超の“キャリア系女子”。新卒で入社したウェブ広告代理店に勤務したのち、若者に人気のSNSアプリを運営する企業へ転職。そこからさらにヘッドハンティングされ、現在はマスコミで働いている。

「20代までは彼氏がずっといたのですが、今は彼氏がいません。激務で仕事一筋だったこともありますが、『自分よりも稼ぎがあって、高学歴のイケメンじゃないと無理』と斜に構えていたら32~33歳ぐらいから合コンに呼ばれなくなり、紹介される機会もなくなっていきました。

 同い年くらいで私の年収よりも高い人と出会って、付き合うに至るプロセスはなかなか想像しにくいです。そういう男性は、大学時代とかに出会った彼女とすでに結婚している場合が大半ですし、35歳くらいで高収入の独身男性はもっと若い女性と合コンしたりしていますから」(ユカリさん)

 そんな彼女は、結婚相手になる男性に、年収の高さよりも「ビジュ」を求めていると断言する。

「いま強い結婚願望があるわけじゃないですが、自分より収入は高くなくてもいいので、『せめてビジュくらい良くあってよ!』と思います。年下で稼ぎがなくても、仕事で疲れて家に帰ったときに、ビジュがよい相手がいればテンションが上がりますよね。昔は、専業主婦の割合が高かったので、男性は家にいる女性に容姿を求めたんでしょうが、今は、経済的に自立した女性が、男性に同じものを求めているだけだと思います。

 20代の頃は年上でも良いと思っていたけれど、今35歳の私が選べる年上だと、かなり年配になってしまう……。それなら若くてビジュがよい子の方が、なにかと人生捗ると思うようになってきました(笑)」(ユカリさん)

 2022年、共働き世帯は全体の約7割を占めている。女性たちの社会進出が進み、夫婦ともに家計を支えるようになった現在。従来は男性側が妻になる女性に求めていた要素として目立った「容姿」を、女性側も男性側に求めるようになったのだろうか。(了)

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