しかし、彼女はレポツイートをやめられないという。
「先輩の言うことは理解はできるのですが、もう中毒になってしまい辞められない。何かがあるとすぐにスマホでXを開いで、そのときの心情を書くと安心できるんです。もちろん、マッチングアプリ依存の恋愛や結婚しかできなくなってしまう自分が怖くて、どうにかしたい気持ちはあるのですが、今これを手放したら精神がもっと不安定になると思うんです」(同前)
恋人や婚約者探しのツールとして存在感を増しているマッチングアプリ。うまくマッチングし、理想の相手と出会える人もいるようだが、なかにはマユミさんのように“アプリ依存”で精神的に参ってしまう人もいる。ネットを通じて出会うことも普通になった令和のパートナー探しには、これまではなかった問題も生じているのかもしれない。(了)