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「何気ない投稿から特定されて…」 マッチングアプリとは異なる「ツイッター婚活」の落とし穴、運営不在の大きなリスク

「ツイッターだから」と気楽に投稿して特定された

 実際に、ツイッター婚活で危ない目に遭ったことがある女性・Bさん(30代女性)は、「趣味の投稿」がリスクにつながったという。

「アプリと並行してツイッター婚活用のアカウントを作ったことがあります。マッチングアプリだと、収入や容姿、学歴といったスペックでお互いを判断するムードがあって疲弊しますが、ツイッターなら趣味が合う人を探しやすいと思ったんです。自分の人となりを知って欲しくて、好きな邦ロックバンドにかんする投稿をたくさんしていました。ライブに行ったとか、新譜を買ったとかですね。

 そしたら、あるときにフォロワーさんからDMが来て、『いま○○のライブ会場の上手(かみて)にいますよね? 僕も近くにいます!』と……。私は顔写真を出していなかったんですが、バンドTシャツを着た後ろ姿の写真をよく載せていたから、それで特定されたんだと思います。怖くてDMには返信しませんでした。油断して、本アカ(メインのアカウント)とか、オタアカ(オタクツイート用のアカウント)と同じ使い方をしたら危ないと実感しました」(Bさん)

 ツイッター婚活は無料でできるメリットがあるが、そこには運営不在で自己責任というリスクがあることを理解する必要があるだろう。(了)

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