短文を小分けにして送るタイプ
「若い世代はLINEの長文が苦手と聞きますが、私も長文が送られてくると怖い派です。LINEで長い文章が送られてくると、ちょっと気が滅入りますね。とくにマッチングアプリとかで出会った人がそういうタイプだったら、私はNGかな。
個人的には、句読点は感じが悪くなるというのも理解出来ます。なので、句読点の代わりに改行しています。簡単にいうと、『おつかれ』『てか、明日予定あったっけ?』『暇なら渋谷でのもー』みたいな感じで、短文で言いたいことを小分けにして送ります」(メディア系企業 Dさん・30歳)
このように、コギャル世代よりも下のアラサー女性たちのLINE文面は、比較的Z世代の感覚に近い模様。ただし、相手に感じが悪い印象を与えないようにする工夫として、「句読点をつけずに改行する」というZ世代タイプと、「絵文字や記号で、楽しい雰囲気を演出する」という“おばさん構文”寄りのタイプに分かれるようだ。おばさん構文が生成されるのは、相手を思いやるがゆえの結果、なのかもしれない。(了)