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山田まりや、病気を患って気づいた“食の重要性”「自分のケアができるのは自分だけ」

北海道の契約農家で栽培に携わり、その国産大豆を使い自身がプロデュースしたオーガニック食品を「Mariya's choice」で販売している

北海道の契約農家で栽培に携わり、その国産大豆を使い自身がプロデュースしたオーガニック食品を「Mariya’s choice」で販売している

「食の大切さ」を長男にも伝える

 本来の体調を取り戻した彼女は2008年、28才で結婚。2012年には長男(崇徳くん)を出産した。

「自然妊娠ができたのも、産後の肥立ちがよかったのも、食を改善したからだと思っています。病気をしたことで体と向き合うようになり、改めて日々の食事が自分の体を作ることを実感。それが大きな転機になりました」

 自身の経験から、食にまつわる講演会も行っている。

「私のように原因不明の病気で苦しんでいる人はたくさんいると思うんです。そういう人も食べ物を変えることで少しでも症状が改善したりすることがあると思うので、食の重要性は訴えていきたいですね。

 食べるものって体だけじゃなく、心にも影響してきます。

 自分をケアできるのは自分だけ。仕事のストレスや対人トラブルなどの悩みは尽きないと思いますが、日々の食事を体にいいものに変えることで、自分をケアすることは可能です。それを息子に日々伝えています」

【プロフィール】
山田まりや/1980年生まれ。ドラマ、映画、舞台で活躍し、現在はシングルマザーの雇用支援を行う「MwM Japan(ムゥム・ジャパン)」代表を務める。著書に『食事を変えたら、未来が変わった!』(キラジェンヌ)がある。

取材・文/廉屋友美乃 写真/本人提供

※女性セブン2023年11月30日・12月7日号

【写真】いつも元気で、笑顔がまぶしいイメージの山田まりや
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