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大谷翔平が移籍したらスポンサー企業はどうする? コーポレートカラーが赤の三菱UFJとJALは「青のドジャース」でも契約するのか

野球用具で巨額を動かす「全身スポンサー男」

野球用具で巨額を動かす「全身スポンサー男」

スポンサーが気を揉むFAの行方

 そして現在、大谷と契約するスポンサーが気を揉むのがFAの行方だ。チームが変われば大谷のイメージも変わり、広告・宣伝戦略が変更を余儀なくされる可能性がある。

 現在、大谷翔平にはエンゼルスの「赤」のイメージが定着しているが、三菱UFJ銀行や日本航空など「赤」をコーポレートカラーとする有名企業は、大谷が「ドジャーブルー」で知られるドジャースに移籍したらどうするのか。移籍した場合の契約方針について両社に尋ねてみた。

「大谷選手個人の在り方や姿勢に共感してスポンサー契約をさせて頂いておりますので、現時点において移籍を理由に契約の見直しは予定しておりません」(三菱UFJ銀行広報部)

「現時点において、所属チームを問わず、大谷翔平選手を引き続きサポートしていきたいと考えています」(日本航空広報部メディアグループ)

 その言葉通りなら来季は「赤」の企業の広告に「青」のユニフォームで登場する姿が見られるかもしれないが、「青」が企業カラーのライバル社が“獲得”に乗り出したら……大谷の去就が決まるまでスポンサー企業の右往左往は続きそうだ。

※週刊ポスト2023年12月8日号

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