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【ペーパードライバーからの卒業】数十年振りに車を運転してみて思うこと「高齢親の免許返納を見据えて」「もはや知ってる車と違う」

免許取得から間が空けば空くほど怖くなる

 商社勤務の30代女性・Bさん(神奈川県在住)は大学時代に免許を取得したものの、車を運転することはほとんどなく、「運転免許証は身分証明書」と言ってはばからない、ペーパードライバー歴10年。しかし、結婚して子供を生んだことで一念発起した。

「外出時はすべで夫の運転に頼りきりでした。でも夫だって都合が悪かったり、体調不良ということもある。先日夫の出張時に子供の具合が悪くなり、病院に行きたいと思ったのですが、うちの車は大きい4WDでとても私が運転できる代物ではないんです。

 仕方なく電車とバスを乗り継いで行きましたが、私の持っている運転免許証の無意味さを痛感しました。これは自分も頑張らないといけないと思ったんです」

 そんなBさんは夫の協力を得ながら、まず家の近所から練習を開始した。

「夫に助手席に乗ってもらい、病院やスーパー、実家など、よく利用するルートで、とにかく運転の数をこなしました。最初は誰だって初心者なわけですから、とにかく経験を重ねることですよね。ただ運転免許って、やっぱり取ったらすぐ乗らないとダメだなとしみじみ思いました。免許取得から間が空けば空くほど怖くなるというか」(Bさん)

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