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三井住友FG社長・太田純氏急逝でも業務への影響はなし 不測の事態に備える「コンティンジェンシープラン」発動

後任の社長として昇格した中島達氏(時事通信フォト)

後任の社長として昇格した中島達氏(時事通信フォト)

決算会見には欠席も業務は執行

 経団連副会長も務めていた辣腕経営者の突然の訃報。病気による療養はいつ始まったのか。10月3日にはシンポジウムに登壇、資産運用ビジネスなどの取り組みについて語ったばかりだった。同社広報担当者が明かす。

「病気がいつ頃わかったのかはお話しできませんが、11月中旬から療養させていただき、11月14日の決算会見の出席は見送らせていただきました。ただその時点では業務の執行はできる状態でしたので、その都度連絡をとりながら行なっていたと聞いています」

 その後はトップに不測の事態が起きた際などの計画を定めたコンティンジェンシープランに則って業務が遂行されており、太田社長急逝による業務への影響はないという。

 メガバンクのトップであれば、体調管理にも人一倍努めていたはずだ。がん検診の受診歴やがんが見つかった際のステージなどは「お答えできない」(広報担当者)との回答だった。

※週刊ポスト2023年12月15日号

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