年末に向けて、大掃除を始めるご家庭も多いはず。その際に出てくる不要品だが、捨てるのはもったいない。リユースショップで査定をしてもらえばお宝に化けるかもしれない。そこで、業界最大手の「セカンドストリート」と成長が著しい「トレジャーファクトリー」の2大リユースショップで、何が売れているのか、どんなものが高く買取されているのか、リアルレポート。
きれいな店内で女性ひとりでも安心「セカンドストリート」
【スーパーセカンドストリート大宮日進店】
業界最大手のゲオホールディングスが運営する「セカンドストリート」では、衣料品などさまざまな商品を扱っており、なかでもこの店は、約800店舗中で売り上げ日本一。専門知識をもつスタッフが常駐。
住所:埼玉県さいたま市北区日進町3-372 営業時間:10~22時(買取受付は~21時30分) 定休日:無休 ※駐車場台数108台
店に入って驚いた。リユースショップと聞いてイメージする雑多な雰囲気はない。明るい店内で通路は広く、売り場はジャンルごとに整理され、ショッピングモールのよう。平日ということもあって母子連れが多い。査定を終えた男性(54才)に話を聞いた。
「『ザ・ノース・フェイス』のダウンジャケットを2店で査定してもらったけど、ここがいちばん高かったんだ」と、満足げ。店によって査定額は異なる。時間があれば数店巡って交渉するのも手だ。
洋服はノーブランドからヴィンテージ品まで揃う。マネキンに着せてコーディネートまでしてあるので購買意欲がそそられる。
服やスニーカーなど合計45点を売りに来た埼玉県在住の女性(35才)の買取額は1196円。
「売ったお金でこのお店にあったリユースおもちゃを買いました」
約700店舗で2023年12月14日まで対象の楽器アイテムの買取金額が20%アップするキャンペーンを実施中。土日はオープン前から買取希望客が列をなすため、平日の来店が狙い目。