この改悪への対抗策としては、「妻が稼ぎを増やして厚生年金に加入する」（北村氏）という選択肢が出てくる。
「厚生年金への加入条件には企業規模や労働時間、賃金などがありますが、政府は適用対象の拡大を進めています。“保険料を引かれるのが嫌だ”と働く量をセーブしても、いつかは網に引っかかる。それならばむしろ、稼ぎを増やして厚生年金に加入し、将来の年金を増やしていくという戦略が有利になってくるのです」（北村氏）
※週刊ポスト2024年1月1・5日号
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