吉田みく「誰にだって言い分があります」

【サマンサタバサも業績不振に】「高くて手が出せない」「買う時はリボ払い」今どき女性たちの“高価格帯ブランド”への憧れと本音

インフルエンサーが勧めるアイテムを参考に(イメージ)

インフルエンサーが勧めるアイテムを参考に(イメージ)

21歳学生は「リボ払いを活用して…」

 一方、「ブランドの知名度やデザインによっては大金を払ってもいい」と考える人もいる。埼玉県在住の大学生・マリさん(仮名、21歳)は、アルバイト代の大半をファッションに充てている。

「誰もがパッと見て“○○のブランドだ!”と分かるものにはお金を惜しまないタイプです。洗練されたデザインでオシャレなものが多く、自分の価値を上げてくれるような存在だと思っているからです」(マリさん)

 バッグや洋服など、所有するブランド品の価格は様々だが、なかには10万円を超えるものも多々あるという。毎月のアルバイト収入は約10万円というが、どのようにやりくりしているのだろうか。

「どうしても欲しくて手持ちのお金が足りなければ、リボ払いや分割払いを利用します。分割手数料が気にならないわけではないですが、お金が貯まるまで待つと流行に乗り遅れちゃうので、ピンときたものは無理をしてでも買うことが多いです。そのおかげもあって、お友達からはいつも褒められます」(同前)

 実際は月々の支払いが追い付かないことが多く、両親に立て替えてもらうこともしばしばだという。すでに就職活動も終わり、大学の卒業単位を取り終えたらアルバイトを増やす予定とのことだった。

34歳女性は「独身時代に買ったものを今着用」

 千葉県在住のパート主婦・サユリさん(仮名、34歳)は「過去に買ったブランド品に助けられることが多い」と話す。

「未就学児の子供が2人おり、会社員の夫と私のパート代で生活費をやりくりしています。正直、私の洋服やバッグにお金をかける余裕はありません。独身時代のお金に余裕がある時に購入したブランド品を今でも使っています」

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