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【加熱式たばこ増税へ】紙巻きとは異なる加熱式ユーザーへの厳しい視線 「独特のニオイがイヤ」「隠れたばこやしれっと吸う人が増えた」

2024年春でなくなることが発表されている新幹線の喫煙ルーム

2024年春でなくなることが発表されている新幹線の喫煙ルーム

 Dさんは、加熱式では“隠れたばこ”をする人がいると指摘する。

「今や都心で紙巻きを歩きながら吸っている人はあまり見なくなりましたが、逆に、路上喫煙禁止区域でも加熱式を歩きながら吸っている人はよく見かける気がします。ぱっと見t,煙も灰も出ず、バレにくいからでしょう。

 たしかに、路上喫煙禁止になった理由のひとつとして“火がついたものを持ち歩くのが危ないから”というものがあり、“加熱式は火がついていないからOK”という理屈なのかもしれません。でも、副流煙の問題もあるし、禁止区域では加熱式もダメですよね? あと、時々トイレでも『あ、これは吸ってたな』という残り香を感じることがあります。吸う場所が減っていることのしわ寄せなんだろうなと思いますが……。

 防衛費のための増税であって、マナー啓発のための増税ではないのかもしれませんが、たばこで補えなくなると他に転嫁せざるを得なくなるだけですからね。ルールやマナーについてはもう少し啓発してほしいと思います」(Cさん)

 何かとやり玉にあがることが多いたばこ税。その一方で、紙巻きユーザーも加熱式ユーザーも、マナーの問題をめぐる論争は尽きない。(了)

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