とはいえ、Aさんは「画面自体は大きくなって見やすい」ことにメリットを感じたため、Apple Storeに足を運び、再び乗り換えを模索した。
「1時間以上触り、しっくりきたのがiPhone 15 Proでした。iPhone 14より重いのに、持ちやすく感じました。iPhone 15 Proの方が、少しだけ横幅が狭いからかもしれません。iPhone 13 miniからカメラ性能やなめらかさ動く画面など、性能面では明らかな進化を感じ、iPhone 15 Proへの乗り換えを決めました。
でも、機種変更から1週間経っても、慣れないというか、もはやスマホを手にすることすら億劫になる始末……。持ちやすさよりも、どうしても重さがネックでした。こんな私でもいつか慣れる日が来るのか不安です」(Aさん)
iPhone 13 miniの140gと比べると、iPhone 14は172g、iPhone 15 Proは187gと大幅に重量が増加。ディスプレイサイズも5.4インチから6.1インチに拡大する。iPhone 12 mini(133g)からiPhone 13 miniへの乗り換えでも重くなるわけだから、mini以外を選択すれば、よりサイズと重量アップを受け入れるハードルは高くなる。
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