大好きなもの、苦手なもの、必要になるものから選ぶ
思い出深い資格を聞くと、子育て時期に取った『おもちゃコンサルタント』や、時代劇の撮影現場で重宝した『着付け』や『タイ古式マッサージ』などが挙がった。どんなルールで資格を選んでいるのだろうか?
「資格は、“大好きなもの”“苦手な分野”“いつか必要になるかもしれないこと”の三本柱で選んでいます。好きなジャンルは自然とモチベーションが上がりますし、苦手分野にあえて挑むのは、資格の力で自分の弱点を克服したいから。
実は料理が苦手ですが、『ベジタブル&フルーツマイスター』で野菜の知識を得たり、『飾り巻き寿司1級インストラクター』では巻き寿司の作り方を人に教えたりと、資格で弱点を強みに変えられるんです。
2020年に取った『認知症介助士』などは、今後、介護資格が必要になると思って先回りして取りました」
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