Jリーグサポーターは「受け入れるしかない」
なかでも、今回の値上げに複雑な思いを抱えているのが、Jリーグのサポーターたちである。
JリーグとDAZNは、2017年からの10年間で約2100億円の放映権契約を締結。それ以降、Jリーグの試合はDAZNで全試合中継され、地上波などでの放送はほとんどなくなった。さらに契約の見直しが行われ、2023年から2033年の11年間で約2395億円で放映権契約が締結され、J1・J2・J3リーグの全試合がDAZNで放映されている。また、J3リーグの放映権については、2024年シーズン以降、Jリーグに帰属すると発表されていたが、2025年までJ3リーグについてもDAZNで放映することで合意。J3リーグの一部の試合は、1月23日にローンチした『DAZN Freemium』で無料配信される。
つまり、Jリーグの試合をしっかり楽しむにはDAZNを利用するしかない現状だ。そんななかでの値上げについて、SNSでは、
〈JサポはDAZNしか無いのに簡単に値上げし過ぎ…色んな事情あるのかもしれんが…ハッキリ言って賛同できん〉
と、反発する声がある一方、
〈dazn大幅値上げでもサポにはやめる選択肢はない。ああ、これがタバコがいくら値上がりしてもやめられない愛煙家心理ってやつかい…。〉
〈DAZNの値上げは痛いが、Jリーグと日本サッカー発展のためと信じて払い続けるしかないなあ。〉
と、Jリーグを楽しむには“値上げを受け入れるしかない”という利用者の声も多く見受けられた。