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【ドル円週間見通し】ドルは伸び悩み? 節目の1ドル=150円も意識されるか

・1月29日-2月2日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(欧)10-12月期ユーロ圏域内総生産速報値 1月30日(火)午後7時発表予定
・7-9月期実績は前年比0.0%
 昨年後半におけるユーロ圏HCOB総合指数は50を大幅に下回る状態が続いており、サービス業は低迷。成長に向かっているとは判断されず、10-12月期の域内成長率は前年比で低い伸びにとどまる見込み。

○(米)1月CB消費者信頼感指数 1月30日(火)日本時間31日午前0時発表予定
・予想は111.6
 参考となる12月実績では110.7。労働市場に対する楽観的な見方が示された。1月については12月の期待指数は大幅に改善しており、12月実績を上回る可能性がある。

○(米)FOMC会合 1月31日(水)日本時間2月1日午前4時結果判明
・予想は、政策金利の据え置き
 米連邦準備制度理事会(FRB)が1月17日公表した地区連銀経済報告では、底堅い消費に支えられる形で経済は前進し、製造業などで見られた弱さが相殺されたとの見解が提示された。インフレ圧力が緩和したとの認識も出ており、近い将来における金利引き下げの可能性があることを示唆する会合結果となりそうだ。

○(米)1月雇用統計 2月2日(金)午後10時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+16.8万人、失業率は3.8%
 当該期間における新規失業保険申請件数は12月実績とおおむね同水準であり、雇用の大幅な伸びは期待できない。失業率は前回実績をやや上回る見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・1月30日(火):(日)12月失業率、(独)10-12月期国内総生産
・1月31日(水):(日)12月鉱工業生産、(米)1月ADP雇用統計
・2月1日(木):(欧)1月ユーロ圏消費者物価コア指数、(英)英中央銀行政策金利発表

【予想レンジ】
・145円50銭-149円50銭

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