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【バレンタインシーズン】手作りチョコが苦手な人たちの本音 「衛生面が…」「ありがたがるマナーに辟易」「お返しの正解が分からない」

「ただ手作りチョコを配りたいだけの人も。「一度『毎年すみません。もう作らなくていいですよ』というと、『全然気にしないで! 今年はどういうものにしようか、考えるの好きなの!』と爽やかに言われました(苦笑)」とCさん※写真はイメージ

ただ手作りチョコを配りたいだけの人も。「一度『毎年すみません。もう作らなくていいですよ』というと、『全然気にしないで! 今年はどういうものにしようか、考えるの好きなの!』と爽やかに言われました(苦笑)」とCさん※写真はイメージ

手作りチョコのお返し、「正解」がわからない

 メーカー勤務の20代男性・Bさんは、「チョコを作ってくれる気持ちはうれしいです」と前置きしたうえで、「手作りをもらうのは面倒」なのも事実だという。

「妹が作っていたので知っているのですが、手作りチョコといっても、大きな板チョコを溶かして固めるだけのような簡単なものもあって、味がそれほど変になるわけでもない。だから、やたら凝ったものでなければ、味の心配はそんなにしません。

 悩むのはお返しです。手作りチョコのお返しって何が正解なんですかね? 市販品なら大体いくらぐらいかな、という見当がつきますが、手作りとなると、材料費は安い気もするし……」

ただ手作りチョコを配りたいだけの人

 マスコミ勤務の30代男性・Cさんの職場では、毎年バレンタインデーになると50代の同僚女性が手作りチョコや手作りクッキーを持ってくるのだという。

「職場の男性全員に、手作りのチョコやクッキーを配るんです。チョコやクッキーは大体5つぐらいが小さなPP袋に入れられていて、それをリボンで留め、さらに小さな紙袋に入れるという凝りよう。一度『毎年すみません。もう作らなくていいですよ』というと、『全然気にしないで! 今年はどういうものにしようか、考えるの好きなの!』と爽やかに言われました(苦笑)。

 どういう気持ちでチョコを作っているのかはわかりませんが、その人の場合、別に誰かに好意があるわけでもなさそう。手作りチョコを配りたい人のなかには、相手のことを考えているわけではなく、あくまでも自分がやりたいからやっている人もいるんだなとしみじみ思いました……」

 手作りを喜ぶ人もいれば、さまざまな事情から歓迎しない人もいる。渡す側もそこは見極めたほうがいいかもしれない。(了)

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