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【ドル円週間見通し】米早期利下げ観測後退 今後発表の経済指標も注視

・2月5日-9日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(米)1月ISM非製造業景況指数 5日(月)日本時間6日午前0時発表予定
・予想は52.2
 参考となる12月実績は50.6に低下。新規受注と雇用の指数低下が要因。1月については新規受注がある程度改善されるため、12月実績を上回る可能性がある。

○(欧)12月小売売上高 6日(火)午後7時発表予定
・11月実績は前月比-0.3%
 参考となる11月実績は減少。12月については反動増の可能性があるものの、個人消費の目だった回復は報告されていないため、小幅な伸びにとどまる可能性がある。

○(米)12月貿易収支 7日(水)午後10時30分発表予定
・予想は-623億ドル
 参考となる11月実績は-632億ドル。消費財の輸入減少によって赤字幅は縮小。12月については財の輸入額が増加する可能性は低いが輸出増加も期待できないため、貿易赤字が拡大する可能性は低いとみられる。

○(日)12月経常収支 8日(木)午前8時50分発表予定
・予想は、11558億円
 参考となる11月実績は+1兆9256億円。11月としては過去最大の黒字幅だった。貿易赤字幅の縮小が要因。12月については貿易収支の改善が期待されているが、第一次所得収支の黒字幅は縮小すると予想されており、経常黒字額は11月実績を下回る見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・5日(月):(中)1月財新サービス業PMI、(欧)12月生産者物価指数
・6日(火):(豪)豪準備銀行政策金利発表
・7日(水):(独)12月鉱工業生産
・8日(木):(中)1月消費者物価指数

【予想レンジ】
・144円50銭-148円50銭

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