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【ドル円週間見通し】ドルは下げ渋りか 今週発表の米コアCPIも注視

・2月12日-16日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(米)1月コアCPI 13日(火)午後10時30分発表予定
・予想は前年比+3.7%
 参考となる12月実績は前年比+3.9%。サービス価格の上昇率は鈍化しつつあるが、住居費の上昇率は6%台を維持している。1月のコアインフレ率は12月実績を下回る見込みだが、3%台後半となる可能性が高い。

○(欧)10-12月期ユーロ圏域内総生産改定値 14日(水)午後7時発表予定
・速報値は前年比+0.1%
 速報値ではドイツがマイナス成長。スペインとポルトガルはまずまずの経済成長を記録した。改定値でドイツの経済成長率が上方修正される可能性は低いため、域内総生産改定値は速報値とほぼ同水準となる見込み。

○(日)10-12月期国内総生産速報値 15日(木)午前8時50分発表予定
・予想は前期比年率+1.4%
 10-12月期の内需はさえない状況だったものの、外需はまずまず順調。設備投資は増加したとみられており、一定規模の経済成長を記録した可能性が高い。

○(米)1月小売売上高 15日(木)午後10時30分発表予定
・予想は、前月比+0.1%
 参考となる12月実績は前月比+0.6%のやや高い伸びを記録。オンライン販売が好調だったようだ。1月は反動減となる可能性があるが、オンライン販売はまずまず良好との見方が多く、前月比プラスとなる可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・14日(水):(英)1月消費者物価指数
・15日(木):(英)10-12月期国内総生産、(米)1月鉱工業生産
・16日(金):(米)1月生産者物価指数、(米)2月ミシガン大学消費者信頼感指数

【予想レンジ】
・147円50銭-151円50銭

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