キャンペーン参加用の別アカウント
Xでの「抽選でフォロワー○○名様に△△をプレゼント」というキャンペーンの場合、アカウントをフォローし、特定の投稿をすることでエントリーが完了するパターンがある。この場合、フォローを外せば抽選の対象外となり、エントリーに必要な投稿はフォロワーに見られることとなる。 “キャンペーンに参加したことが知られるのが恥ずかしいから、フォローを外す”というわけにはいかない。
このようなXでのキャンペーンのために、“別アカウント”を持っているという人も珍しくないようだ。神奈川県に住む会社員のBさん(30代男性)はこう話す。
「私はいろんな声優さんを応援しているんですが、スマホゲームの公式アカウントなどで、出演声優さんのサイン入りグッズのプレセントキャンペーンをよくやっているんです。そういったものに応募するためだけのXのアカウントを持っています。
なかなか当たるものではないんですが、応募するだけならタダなので、参加しますね。あと、飲食店などのXを使ったサービスも、そのアカウントを使って利用します。なんでもかんでもフォローしているのでタイムラインは雑多な情報に溢れていますが、それらをチェックすることはないので、放置しています」
膨大な量の情報が発信されるSNS。ユーザーにとっては情報をいかに取捨選択できるかどうかが、上手く利用するためのコツといえそうだ。(了)