対策は「顎を上げてスタスタ歩く」
メーカー勤務の20代女性・Cさんも、「就活スーツは遭遇率が上がる」という経験とともに、自分なりの対策を明かす。
「正直、ぶつかられるのは慣れっこなんですが、就活時期や、新社会人になりたてで、まだ就活スーツを着ていた頃はその遭遇率がぐんと上がりましたね。就活スーツを着ていると、面接や通勤など、明らかに時間に間に合わせる予定があることがわかるじゃないですか。
ただでさえ社会にまだ慣れていない感じが伝わってしまうのに、そのうえ約束の時間や始業時間があるため、“ものを言えない”と思われるんだと思います。
もちろんぶつかってくる方が悪いのですが、そうはいってもそういう人が存在する以上、自分で対策を考える必要もあります。まず、下を向いてスマホを見ながら歩かない。私はどちらかというと顎を上げて睨みつけるぐらいのイメージで、スタスタ歩いています」
後を絶たない“ぶつかりおじさん”の被害。少しでも被害に遭う人が出ないよう気を配りたい。(了)