ビジネス

女性を狙う体当たり行為、被害を受けなくなった金髪ママの複雑胸中

女性や妊婦を狙った嫌がらせ行為は許されることではない(イメージ)

女性や妊婦を狙った嫌がらせ行為は許されることではない(イメージ)

 昨年5月、駅構内で、すれ違いざまに故意に女性に体当たりをする男性(通称・ぶつかり男)の動画がネット上で公開され、物議を醸した。また今年1月には当時第一子を妊娠中だったタレント・キンタロー。が、駅の改札で体当たりされた被害をブログ上で告白。妊婦をはじめとする女性をターゲットにした悪質で危険な行為から、どう身を守ればよいのか。

 かつて、体当たりをはじめとする様々な嫌がらせを受けてきたという30代の女性デザイナー・Aさんは、ある時からそうした被害を経験することがなくなったことに気づいた。一体何がきっかけだったのか、話を聞いた。

 Aさんは一児の母であり、もう一児の誕生を控えている妊婦。自由な服装での勤務が許される職場であることから、第一子を出産した2年前から、髪の毛を金色にブリーチするようになった。体当たり被害に合わなくなったことに気がついたのは、Twitterがきっかけだった。

「髪の毛を赤色に染めた結果、街中でベビーカーを押している時に、嫌な目に合わなくなったというツイートが、ママ友の間で話題になりました。ベビーカーに物をぶつけられる、舌打ちされるなどの嫌がらせは、多くの母親が経験していることだと思いますが、そのツイートを見た時に、自分も金髪に変えて以降は迷惑行為を受けていないことに気がついたのです」(Aさん、以下「」内同)

 Aさんによれば、それまでは子供を連れている駅や横断歩道で年上の男性に体をぶつけられたり、幼い子供を連れ歩くことを年配の女性から注意されたりするなど、厄介な目に遭うこともあった。自身は、金髪で「怖くて絡みにくい」印象を与えるようになったため、そのような機会が無くなったのでは、と分析している。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。